21FWスタートし、好評のニュープロジェクトの中のIZGモデル。
■モデルについて
昨シーズン好調だったモデルからアップデートし、ゴージ位置をやや下げたオウミ返し仕様。軽い着心地と上品なシルエットが特徴。カットソー、ニットとの相性も良い万能モデル。
Sartorioの特徴でもある、クラシックを軸足にしながらも時代を上手に解釈し、上質さとPOPさのある生地との相性は抜群。 生地はBARBERA社のカシミヤ生地を使用したジャケット。
【干場着用サイズ】
身長 178cm、体重 62kg、着用サイズ :48

【モダンに進化したナポリの狙い目ブランド】
“世界で最も美しい服”という哲学のもと、ナポリのサルトリア文化を世界に知らしめた先駆者がKITON(キートン)。クラシックをベースに時代に合わせて洗練されたスタイルを提案する「Sartorio(サルトリオ)」は、ナポリで最大級の工場をもつKITONグループの中核を担うブランドです。
2021年秋に現代的なアップデートを図り、既存のモデルを刷新。ジャケットのラペルが少しだけ細くなり、着丈も若干長めに変更するなど、すっきりとした印象で、モダンでラグジュアリーな雰囲気が増しています。
僕は去年、それをたまたまストラスブルゴ 銀座店 メンズストアを訪れたときに知り、その場で試着しまくったんですが、Tシャツやイージーパンツにも合うし、クラシック過ぎず、いまの気分がちゃんと反映されているんですよね。芯地を省いて、裏地も極力なしにした軽い着心地はさすがだし……。
でも、何より僕がSartorioを好きな理由は、ナポリのブランドなのに都会的な香りが漂うところ。Tシャツの上に着ても構築的な感じはするのに、英国とはまた違う雰囲気で、独特なんです。ディテールひとつとっても、ナポリ仕立てによく見られるマニカカミーチャ(雨降り袖)は、ギャザーが多いと大袈裟で、野暮な感じに見えてしまいますが、SARTORIOではこういう誇張がまずありません。Sartorioを選ぶ男性って、きっとスマートな人が多いんでしょうね。
そんなわけで、去年はSartorioで黒のカシミヤジャケットを新調。あまりに気に入ってしまい、着てきたジャケットを脱いで、このジャケットを着て帰ったぐらいです(笑)。
これがまたよくて、ここ数年、秋冬の僕のスタイルというと、白Tにブラックデニムにブーツというのが定番で、気温に合わせて上にライダースやダウンジャケットをはおることが多かったのですが、Sartorioで黒のカシミヤジャケットはこのローテーションにドンピシャ! コロナ禍だったこともあり、すっかり楽なカジュアルに偏向ぎみでしたが、おかげでジャケットを着る機会が増えました。
ところがですよ。先日、2022年秋冬の展示会をチェックしに行ったら、ゴージ位置を若干下げ、胸ポケット位置が低くなったジャケットが登場しているじゃないですか。僕が去年買ったものと比べて、ちょっとの差なのですが、着てみると案外雰囲気が違う……(苦笑)。断然、時流に合っている気がしてしまい、黒のカシミヤで干場別注モデルをオーダーしてきました!
Written by Yoshimasa Hoshiba

MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol.111 サルトリオ特集をみるには>>こちらをクリック
品番 | 1000722102008 |
カラー | ブラック |
素材 | カシミヤ 100% |
生産国 | イタリア |
シーズン | 春夏コレクション |
Notes |
JKサイズ表記 | 42 | 44 | 46 | 48 | 50 | 52 |
肩幅 | 41 | 42 |
43 |
44 |
45 |
46 |
バスト | 92 | 96 | 100 | 104 | 108 | 112 |
ウエスト | 84 | 87 | 91 | 95 | 99 | 103 |
着丈 | 72 | 73 | 74 |
75 |
76 |
77 |
袖丈 | 61 | 62 |
63 | 64 |
65 |
66 |
裄丈 | 81.5 | 83 | 84.5 | 86 | 87.5 | 89 |
(単位:cm)
ジャケットの袖の仕様について
アンフィニッシュ仕上げになっています。袖ボタン付けの修理が必要です。市中のお直し屋さんに直接お持ち込みください。