アクアライン2つ(傘2つ)のボンバージャケット。
マットファブリックに大きめのブータンキルティングを施し、グースダウンを詰めています。ブラックのディティールが織りなすコントラストが印象的。ダブルフード仕様で外側のフードは固定。
光沢のあるブラックファブリックで仕上げた内側のフードはファスナーでライナーから取り外し可能。内側は貴重品を入れるための内ポケット2つとロゴ入りリボンのディティールをあしらっています。
【干場着用サイズ】
身長 178cm、体重 62kg、干場着用サイズ:48

【ラグジュアリーなダウンの代名詞的存在】
気がつけば「MOORER(ムーレー)」愛も15年以上。アウトドア由来のダウンウェアをこんなにもエレガントに、そしてラグジュアリーに変容させたブランドを僕は知りません。それぐらい初めて見たときは衝撃的だったんです。ムーレーはプルミュールダウンという最高級のグースダウンを使っているのが特徴で、フード部分には天然ファーをあしらったり、ボタンやファスナー部分はすべて特注品を使うなど、細部まで抜かりないデザインが大きな魅力となっています。
ただ、そういう数々の経験があるからこそ、本当に良い商品を紹介できるのだと自負しています。例えば、今回のSAPPOROはシェルにウールカシミヤを使ったタイプ。従来のツルッとしたスポーティな見た目とは違い、シックで上質な雰囲気があるのでドレスクロージングと合わせてもまったく違和感のないエレガントな仕上がりです。こちらはHELSINKIと同様に、MOORERのダウンの中では最もロング丈。ロングコート感覚で着るのにいいと思います。
一方、もうちょっと気軽にMOORERのダウンを楽しみたいという人には「ARISTOTELE(アリストテレ)」がいいかもしれません。こちらはHELSINKIやSAPPOROより短めの膝上丈で、着丈やサイジングのバランスが絶妙にいまっぽいんですよね。フードは固定式で、取り外し可能なコヨーテファーのトリム付き。両サイドのポケットは雨よけフラップとホーンボタンが付いたパッチ式で、ウエストがドローストリングスで調整可能だったり、ほんのりミリタリーの匂いがあったりして、今年は個人的にこのモデルを新調しようと思っています。
もっとアクティブにいきたいという人にはショート丈の「ERENIO(エレニオ)」がおすすめ。ボンバージャケットを彷彿とさせる男っぽい雰囲気で人気の一着です。また、MOORERの初心者にはダウンベストの「FIRE(ファイアー)」が使い勝手がよくて最適だと思います。いずれもダウン特有の着膨れを感じさせず、すっきりと洗練されたシルエットが魅力。いつまでも古くならない普遍的なデザイン、最高品質のクオリティといった、一生もののダウンを手に入れたいと考えるならMOORERがやはりトップランナーでしょうね。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | 212-81815 |
素材 | 表地:ポリエステル 100% 部分:ナイロン 100% 中わた:ダウン 95% フェザー 5% 裏地:ナイロン 50% ポリエステル 50% 袖裏:ナイロン100% |
カラー | NERO |
生産国 | イタリア |
Note |
サイズ表記 | 46 | 48 | 50 |
バスト | 59 | 61 | 63 |
肩幅 | 47.8 | 49 | 50.2 |
ウエスト | 113 | 117 | 121 |
着丈 | 66.8 | 68.5 | 70.2 |
裄丈 | 90.2 | 92 | 93.8 |
(単位:cm)