是非この機会をお見逃しなく!
①採寸にご来店可能な店舗を選択し、カートに入れてご決済をしてください。
②ご注文が確認できました後、ご指定のFIVEONE店舗スタッフよりお客様へご予約日時に関するご連絡をさせていただきます。
※ご注文の際には、お名前、ご連絡先(お電話番号、メールアドレス)を正しくご入力くださいますようお願い申し上げます。
③店舗へご来店いただき、採寸を行ってください。
※ご来店の際にご注文完了メールをご提示くださいますようお願い申し上げます。
④仕上がり次第、FIVEONE店舗スタッフよりご連絡させていただきます。現在生地の再生産を行っているため、ご納品予定は2023年5月末頃を予定しております。
■店舗情報
FIVEONE銀座本店
東京都中央区銀座4-5-1教文館ビル5F
Tel:03-6263-0688
FIVEONE大阪本店
大阪府大阪市北区梅田2丁目5−5 桜橋ホワイトビル 1F
Tel:06-6136-6169
FIVEONE福岡店
福岡市中央区大名1-12-5アペゼビル1F
Tel:092-406-3235
FIVEONEのSHモデルは、芯地や裏地、パットなどの副資材を極限に省いたエアリーな着心地を実現しながらも、丁寧にクセ取り(アイロン作業)を施すことにより、あくまでテーラーメイドの仕立て映えを見せるモデルです。
柔らかい作りになるため内側の作りは型崩れを防ぐ大身返し仕様を採用し、袖付けはナポリ仕立ての雰囲気を取り入れ、リラックス感を出したマニカ・カミーチャ(シャツ袖)になっています。
通常は綿や麻素材などの注文を見越して2枚衿の仕様ですが、エクスクルーシブモデルとして1枚衿で作製いたします。
ほかディティールとして、ジャケットはシングル3つボタン段返り、サイドベンツ、チェンジポケット、襟穴は絹糸による手かがり仕上げ。トラウザースは2アウトプリーツ、持ち出しロング、ピスポケットフラップ付きです。
生地はFOX BROTHERSの「CLASSIC FLANNEL」より、530gのヘビーウエイト・フランネル。
ずっしりした重みとコシがあり、少々のことではヘタレの出るものではありません。
永く着込む愉しさを充分に感じられる素材です。
※本製品はメイド トゥ メジャーとなります。修正可能箇所については、FIVEONE店舗まで直接お問合せください。

【大阪からスーツづくりのこだわりを】
1964年に大阪府枚方で創業した「ファイブワン・ファクトリー」は、もともとはスーツのOEMを請け負う縫製工場として誕生したのが出発点。以来、数々のブランドやセレクトショップのスーツづくりを手がけてきました。そのため、いつの時代もトレンドに敏感でなくてはならず、先進性をもったものづくりを行っています。
実際、僕がよく着ているBEAMSやB.R.SHOPのオリジナルスーツもFIVEONE謹製。とても丁寧なつくりで、自分の体型に心地よくフィットするイメージがあります。
それもそのはず、FIVEONEではおよそ120人の職人集団が400工程をかけ、ハンドワーク主体のスーツづくりにこだわり続けているというのです。一目瞭然の上質さはもちろん、目には見えない細部のつくり込みも執拗なほど。あの絶妙な着心地が生まれるのは、そんな背景と日々の努力の積み重ねがあるからなのだと、妙に納得してしまいました。
現在は、ファクトリー直営のブランド「FIVEONE(ファイブワン)」を展開し、東京・銀座と大阪・梅田、福岡・大名に直営店を構えるほか、富山県の富山市と射水市、静岡、神戸、海外では香港にまで取扱店を広げています。
先日、FIVEONEとご縁があって、スーツをオーダーする機会がありました。そこで、せっかくなら僕がお願いした干場モデルを皆さんにも体験していただきたいというのが今回の趣旨。私的な好みの部分も大きいのですが、僕がこれまでファッション業界で培った知恵と経験をこのスーツには全力で反映させています。
上着のかたちは、至ってベーシックなグレーのシングル3ボタン段返りと、ダブルの6ボタン。組下のスラックスはベルトループ付きの2アウトプリーツと、サイドアジャスター仕様の2インプリーツを用意しました。さらに、ネイビーのジャケットもお願いしたのですが、いずれも軽く柔らかな仕立てで、“日本屈指の大阪の工場”と称されるFIVEONEの実力が遺憾なく発揮されています。
グレースーツに使った生地は、英国の名門フォックスブラザースによるフランネル。バンチ(生地見本)のなかでもいちばん重厚な500グラムのタイプを選びました。コートに使ってもおかしくないぐらいのしっかりとした目付で、クリースもきれいにビシッと決まります。一方、ネイビージャケットのほうは、ピアチェンツアのカシミアを15%混紡した少し柔らかなウールを使用。こちらの生地も目付は500グラムで、着るたびにどんどん味わいが増し、一生涯、着続けられるスーツにしたいと考えました。
芯地や裏地、パッドなどの副資材を極限まで省いたエアリーな着心地ながら、丁寧なクセ取り(アイロン作業)により、テーラーメイドの仕立て映えする見た目に。袖付けはナポリ風の雰囲気を取り入れ、リラックス感のあるマニカ・カミーチェ(シャツ袖)になっているのも特徴です。
僕はこのスーツを着て、ジョルジオ・アルマーニさんを見出したとわれるチェルッティの3代目当主、ニノ・チェルッティさんにインタビューする機会に恵まれたのですが、やはりいいスーツを着ているとどんな大物相手でもひるまずに済むというか、落ち着いて向き合うことができますよね。それもこれも、このスーツのおかげ。間違いなく、大事なときに自信を与えてくれる一着だと思います。
Written by Yoshimasa Hoshiba
MINIMAL WARDROBEのYoutubeチャンネル『MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol.79も合わせてご視聴ください。
干場が満を持してお勧めするFIVEONEのスーツの仕立てから完成までをご紹介!!
MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol. 79をみるには>>こちらをクリック
品番 | FS405/A2069/22 |
カラー | グレー無地 |
素材 | ウール 100% |
生産国 | 日本(生地は英国製) |
仕様 | シングル |
Notes |