HOSHIBA'S CHOICE #01
ネイビーを、足元までつなげる。
僕がつくりたかった、
WH「ふにゃ男」の新作ローファー
靴デザイナーの坪内浩さんと僕が手がける「WH(ダブルエイチ)」で、大好評の「ふにゃ男」シリーズ。すでにご存じの方も多いと思いますが、これはその名のとおり、足を入れた瞬間に驚くほど柔らかくて、まるでスニーカーのような感覚で履けるレザーシューズのコレクションです。
このネイビースェードのローファーが誕生したきっかけは、パンツ選びの基準が変わったことでした。というのも、最近「BRIGLIA 1949(ブリリア1949)」の「PORTOBELLO」のようなワイドテーパードのパンツをはくことが多くなったんです。さらに、色はネイビーが最近のお気に入りで、そのとき足元までネイビーでつながるようにコーディネイトすると、すごくきれいにまとまると思ったんですよね。
実はWHには、ローファーがあったのですが、ネイビースウェードで黒ソールの組み合わせはラインナップしていませんでした。以前つくったネイビースウェードのモデルは、装飾のないヴァンプスリッポンで、白ソールとの組み合わせで、それもすごく気に入っていたんですが、白ソールだとどうしても夏らしい印象が強くなるんですよね……。そのため、今回は黒ソールのコインローファーにしました。これなら秋冬のパンツにも自然になじみます。
アッパーに使ったのは、英国の名門タンナー、チャールズ・F・ステッド社の「SUPERBUCK」。そのなかから「Dark Baltic」というネイビーを選んでいます。日本では通常展開されていない色で、本国にも在庫がなかったため、WHのためにイチから作成してもらいました。この深みのあるネイビーが、個人的にすごく気に入っています。
もちろん、「ふにゃ男」らしい履き心地は健在です。ライニングを貼らないアンライニング仕様に、柔らかな革を組み合わせることで、足を包み込むような柔らかさを実現しています。柔らかいのに、足を入れてみると不思議とバシッと決まる。この感じが、WHならではなんですよね。しかも軽いので、長時間歩く日にも頼りになります。
ソールはWHが独自に開発したオリジナルソールを採用。インソールには、数多くの有名スポーツブランドにも使われている「オーソライト」を採用しています。軽量性やクッション性、通気性、耐久性にも優れているので、見た目はクラシックなコインローファーですが、履き心地はかなり現代的です。
コインローファーって、もともとはすごくベーシックな靴ですよね。だからこそ、色や合わせ方を少し変えるだけで、スタイルの印象も変わってきます。グレイやブラックのパンツにも合いますし、デニムに合わせてもいい。でも、僕がいちばんおすすめしたいのは、やっぱりネイビーのパンツ。ゆったりとしたパンツの裾からネイビーのスウェードがのぞく感じが、いまの気分にすごく合うんです!
足元までつなげると、スタイルがもっときれいになる。」





