SUVIN PLATINUM
NEW CREW NECK KNIT
ブランドを代表する素材であるSUVIN PLATINUM(スビンプラチナム)
油分を多く含んだとろけるような風合いは干場をも虜にしました。すでにシャツを中心に展開してきた最高の素材を使って新作「ニット」が完成しました。
SUVIN PLATINUMとは
スビンプラチナムは希少なスビンコットンの中でもファーストピック(初摘み)を指します。スビンコットンは*超長綿全体のわずか0,05%の生産量であり、
ファーストピックの生産量はさらに希少であると言えます。
*超長綿とはコットンの中でも 繊維長(せんいちょう)が35mmを超える長いものをいいます。光沢がありしなやかな風合になるのが特徴です。
希少原料であることから、これまでニット用に使われたことのない「スビンプラチナム」でしたが、前例の無い商品作りに向けて、
糸の撚りから試行錯誤を繰り返して開発が進められました。
糸の撚り、染色、編み工場とひとつひとつの工程を再度見直すことで、原料の良さを最大限に引き出した納得のいく商品がついに完成しました。
パターンメイキング&減らし目
+CLOTHETではテーラー監修のジャケットなどの型紙を元に一般的なニットでは作製しない型紙を作ることからスタートします。
その型紙を元に編地の特性を考えながら肩や腕周りの動きに沿ったラインを追及することで美しいシルエットと着心地のよさを実現しています。
またニットを人体に沿ったシルエットを表現するためには、首回りや袖の付け根部分など、カーブのある部分の目を減らす必要があります。
この「減らし目」と呼ばれるディテールを随所に入れています。+CLOTHETで採用している「目立て内減らし」という技法は、手間がかかる分、編み目の接続部分をより美しく仕上げることができます。
+CLOTHETのニットはシンプルな分、糸だけでなく、ひと編み単位にこだわったディテールやシルエット、着心地が特徴です。
※目立て内減らしとは、編み端より内側で減らす方法です。
通常の外減らしに比べて手間な分工賃も上がる手法ですが、上品で美しい仕上がりが特徴です。
細部にわたる上品なつくり
ベーシックでシンプルだからこそラインにこだわった衿元。開き具合やカーブを再度、微調整してシャツ、Tシャツが綺麗に見えるように設計しています。また細すぎず太すぎない上品なリブはオンオフ問わずにスタイリングしやすい一着。
袖口と裾のリブ部分は細くすることで上品な仕上がりにしています。さらにリブをしっかりとしたW仕立てにすることで、細いながらも身体にフィットするようにしています。左裾には+CLOTHETのアイコンでもある+マークをニットと同色で刺繍しています。
干場のお薦めコメント
自他ともに認める「+CLOTHET(クロスクローゼット)」の「スビンプラチナム」マニアともいえる僕にとって、Tシャツをはじめとするカットソー以外でこの素材の気持ちよさを味わえるのは待ち望んでいた至福の瞬間。しかも、ニットになって登場するというのですからサイコーじゃないですか!僕の大好きなイタリアでは、カラッとした気候もあってか、カシミヤセーターやリネンセーターを素肌に着るのがわりとポピュラーなのですが、高温多湿な日本ではなかなか同じことをするのは難しいのが実情。でも、こちらはデイリーウェアとして考えられているため、家庭で洗濯できるのもうれしすぎます。
あのきめ細かな素材感が、ニットでもっとやさしい肌触りになったと聞けば、僕のコーフン度はマックス松浦(笑)。試さないわけにはいきません。
実はこのニット、これまでも綿花の繊維の長さが35mm以上の超長綿のなかでも繊維長が長く、その希少性において世界トップクラスの「スビンコットン」を使い製品化されていたものを、稀少なスビンのなかでも最高品質を誇る“ファーストピック(初摘み)”だけを糸にしたスビンプラチナムを使って進化させたもの。
しかも、スビンプラチナムの糸をニットにしたのは世界初という快挙なんだそうです!
素材の良さが最大限に引き出されたソフトな風合いと着心地、そして美しい編み目が特徴で、本当にこれを見ているだけでウイスキーのボトルを1本空けられるほど。正直、お酒はそこまでは強くありませんが、延々とその快感について語ることができそうな気がします(苦笑)。だって、しっとりとした質感のハイゲージ編みは、僕の大好物のひとつ。それだけで、色気たっぷりですよね。 最高レベルの素材を使っていますが、基本的な使い方はカジュアルな感じでオーケー。むしろ、Tシャツ感覚でガンガン着るのがカッコいいと思います。
僕も、デニムや短パン、ジョガーパンツなどに合わせることが多くなりそうですが、スーツまではいかないまでもジャケパンスタイルに釣り合うクオリティなのはうれしい部分。着こなしの幅がグッと広がりますよね。
懐が許すのなら、カジュアル用には通常よりもワンサイズ大きめ、ジャケパン用にはジャストサイズの2タイプ用意しておくといいと思います。僕も実際、そうさせていただきました!
干場も大絶賛の新作VネックTが遂にMMWで先行発売開始!
干場が前モデルの着用を繰り返したことで見えてきたV NECKの新しい形。
前モデルより開きを深く、幅は狭く、着丈は少しだけ長くした「mm調整」のこだわりが詰まった絶妙なV NECK Tシャツが完成しました。
干場のVネックTシャツに対する思いとは…
僕がプライベートで毎日着るほど大好きな「+CLOTHET(クロスクローゼット)」のTシャツですが、最大のポイントは綿花の繊維の長さが35mm以上の超長綿のなかでも繊維長が長く、その希少性において世界トップクラスの「スビン」原料を使っていること。さらに、その稀少なスビンにおいて最高品質を誇る“ファーストピック(初摘み)”だけを糸にしたものが「スビンプラチナム」なんです。
そんな僕のラブコールもあって、+CLOTHETとは共同企画の取り組みも多いのですが、回数を重ねるごとにマニアックな方向にいっている気もします。でも、シンプルなデザインの定番は、そうであればあるほど、少しずつ完成度を高めていきたいというのが僕の性質。例えば、ポルシェ911やニューバランス1300といった名車や名品も、ぱっと見はわからなくても、歴代モデルを並べてみると徐々に進化しているのがわかります。自分が手がけるファッションアイテムも、そんなふうに“つくって終わり”ではなく、そこからさらに磨きをかけていくのが理想なので、ついつい手を加えたくなってしまうんですよね。
従来のスビンプラチナムのVネックTシャツにも十分満足していたのですが、10枚まとめ買いして日々着用しているときに気づいた点があり、それを試してみたくなったんです。いくら型くずれしにくいといっても、気に入ってヘビロテで着ていると、何度も洗濯を繰り返すと、そのうちVネックの部分がヨレてきます。そうなったときにかたちが、自分のスタイルにあまり合わないように思えてしまったんですよね。
というのも、僕は+CLOTHET のVネックTシャツを、ライダースやテーラードジャケットの中に着ることが多いのですが、着込んでVの横幅が伸びてしまうと全体的にシャープさに欠ける印象だったので、これまでよりも横幅を狭く、逆に縦幅は深くなるようにお願いしました。Vネックを縦長にアレンジしたといえばいいしょうか。比べてみないと、どこがどう変わったかわからないと思いますが、僕にとっては超重要。着丈も若干長くしたこともあって、自分のなかではまたひとつ階段を上がった気がします(自画自賛!)
普段のスポーティなカジュアルには白を、ソリッドな感じにモードっぽく仕上げたいときは黒を選ぶつもりですが、今回もまたまた10枚まとめ買いする予定。これも着ていくうちにどんなふうに変化していくのか、自分の目で確かめたいと思います。
自分としてはかなりのレベルに達していると感じているのですが、こればっかりは試してみないとわからないというのが本音のところ。後世に名品と呼ばれるものを残すことを目指して、これからもアップデートを続けていきます!