「汚れは落ちてほしいけれど、いい感じのインディゴブルーを落としたくない!」そんなデニムの洗剤の要望に応えるべく、デニムウォッシュヴィンテージは生まれました。
ゼロ(未洗い)の状態からワンウォッシュ、そして大切なセカンドウォッシュに至るまでのメンテナンスを解説します。


①1st WASH:ワンウォッシュして糊を落とす。

最初のワンウォッシュは洗濯機で糊を落とす事をお薦めしております。「洗って縮んでフィットする」その方法は、デニムを裏返し、しっかりと耳部分の脇割りを伸ばしてから洗濯機に入れます。洗濯層には脚からではなく、ウエスト部分から入れていただくのがお薦めです。

10リットルの水に対しキャップ1杯(10ml)を目安に入れてください。ジーンズ1本を洗うのに必要な水は約30リットル程度です。脱水をしたら、天日干しをお薦めします。

【天日干しの際に、下記をお薦めします】

  1. 天日干しの前にジーンズについた癖や皺を取り除く作業が必要です。
  2. セルビッチの脇割りをしっかりと両側に開いているかを確認、閉じていれば開いた状態に伸ばします。
  3. たたんだ状態の癖がついていないかを確認。糊が取れたばかりの頃はまだデニムが硬いので折れ線がついたまま天日干しすると、その部分にアタリが出てしまう事があります。ジーンズを筒状に皺を伸ばしてください。
  4. 股上からヒップにかけての皺とりも重要です。指で丁寧に皺を伸ばしてあげてください。

ジーンズからワンウォッシュ後の皺や癖が取れたら、裏返しのまま形を整えて、天日干しをします。

※乾燥機を使用する事も可能ですが、急激に縮む事で癖が付きやすく、皺が入ったまま乾燥すると皺のアタリが生じる事があります。

②しっかりと穿きこんで、デニムをフィットさせる

乾燥したら、シュリンクトゥフィットの「シュリンク」が終わり。あとは穿いて「フィット」をさせます。縮んだ部分が御自身の体型に合わせて「伸びる」箇所があり、貴方だけのデニムのシルエットになります。その後は御自身の体型をデニムに憶えてもらうべく、ただ穿きこんでください。

しっかりと穿きこんだ分、デニムは生活習慣や運動によって生地の凹凸を生みだし、ヒゲや縫製部分のアタリ、擦れや色落ちが重なり合って色が落ちる箇所と、色が残る箇所の比率が決まるのです。着用頻度にもよりますが、2~3カ月程度は洗わずに穿くと、より強い色落ちのメリハリを生む事ができます。

③2nd WASHで2~3か月の汚れを落とす
デニムウォッシュは2~3カ月の着用による汗、皮脂汚れや、独特の匂い等の不快要素だけを取り除き、極力インディゴを落としません。よってデニム本来の色とコンディションを保つ、画期的な洗剤。それがデニムウォッシュなのです。
※一般の洗剤は界面活性剤や洗浄成分を20~60%前後使用しますが、デニムウォッシュは天然系が僅か3%前後です。それを可能にしたのが大豆脂肪酸です。

洗濯機を使用する場合
1st WASHの時と同じく、10リットルの水に対しキャップ1杯(10ml)を目安に入れてください。ジーンズ1本を洗うのに必要な水は約30リットル程度です。脱水をしたら、天日干しをお薦めします。

つけ置き洗いの場合
ここでは洗濯機を使用するほかに、どうしても摩擦をさせたくないという方には、漬け置き洗いも推奨します。漬け置き洗いの場合は、デニムがしっかりと浸る程度の水で、キャップ1~2杯程度にデニムウォッシュをデニムに直接かけてご使用ください。脱水をしたら、天日干しをお薦めします。


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