HOSHIBA'S CHOICE #10

HOSHIBA'S CHOICE #10

ダウンの名作を、
いまのバランスで着こなす。

DUVETICAの新しいコレクション

2026.11.04

「DUVETICA(デュベティカ)」の新しいコレクションを見ていて、面白いなと思ったのが、ブランドのアイコン的なデザインを残しながら、ちゃんといまの時代の空気を取り入れているところです。

新たにクリエイティブディレクターに就任したのは、ミラノ在住の日本人、中新井淳平さん。僕も以前から彼の仕事を見てきましたが、今回がDUVETICAで初めて手がけるコレクションです。

まず大きく変わったのが、フィット感。全体的に少しゆったりめになっています。ダウンはシルエットが変わると、着たときの印象がかなり変わりますから、これをどう着こなすかを考えるのが面白いんですよね。 その象徴ともいえるのが、DUVETICAを代表するモデルの「DYONSTRE」と「ARYSTERTRE」です。ダウンジャケットとダウンベストという、それぞれブランドを象徴するモデルをリサイズしています。

ブランドを代表するアイテムだからといって、昔のスタイルをそのまま踏襲する必要はないという事なんでしょうね。いまのパンツの太さや、ジャケットとのバランスを考えたときに、少しゆとりをもたせることで、むしろそのアイテム本来の魅力が新鮮に見えてきます。

そして、僕が個人的に注目しているモデルが「GUDAHI」と「HOWI」です。このふたつは、DYONSTREとARYSTERTREのファスナーをスナップボタンに変更し、よりクラシックな雰囲気に仕上げたモデル。ダウンというとスポーティなイメージがありますが、表情のある素材とシンプルなデザインによって、テーラードジャケットにも自然に合わせられるんです。

僕は、そのブランドらしさがひと目でわかるアイコン的なものが好きなんです。だからこそ、このGUDAHIとHOWIには惹かれます。ダウンの機能性を持ちながら、見た目はかなり大人っぽい。スーツやジャケットの上にはおってもいいし、休日ならニットやカットソーに合わせてもよさそうです。こういうダウンは、着るシーンを限定しないところがいいですよね。

もうひとつ、今回のコレクションで面白いのが「CHUA」です。これは従来のスポーティなダウンとは少し趣が違って、フロントの裾をラウンドさせ、襟を開くとテーラードジャケットのような表情になるんです。ダウンなのに、どこかジャケットのように見える。スーツスタイルに合わせても違和感がないし、休日にドレスダウンするのにも使いやすそうです。

こうして見ていくと、今回のDUVETICAは単純に新しいモデルを増やしたというより、ブランドのDNAを、いまのワードローブにどう落とし込むかを考えたコレクションなんだと思います。

ダウンの魅力は、もちろん暖かくて軽いこと。でも、大人が毎日着るなら、それだけでは物足りません。パンツのシルエットが変わり、ジャケットの着丈やボリューム感も変わっているいまだからこそ、ダウンもまた、全体のバランスを考えて選びたいですよね。

アイコンをリサイズした「DYONSTRE」と「ARYSTERTRE」、クラシックな方向へ進化させた「GUDAHI」と「HOWI」、そして新しい発想から生まれた「CHUA」。同じDUVETICAでも、それぞれ着こなし方が違います。そんな違いを楽しみながら、自分のスタイルに合う一着を探してみてはいかがでしょうか。

「名作をそのまま着るのではなく、
いまの自分に合うバランスで楽しむ。」

DUVETICA
僕が注目した、新しいコレクション
商品ページはこちら


Shop now