111(トリプルワン)の新作
■生地に関して
ジャカード編み機を仕様する事で表裏の番手差をつけ、ふくらみのある裏毛素材に仕上げております。
■仕様に関して
ホワイトのドローコードがアクセントになっているジョガーパンツ。裾にリブが付いているので足元をスッキリ見せることが出来ます。
カラーはクールなブラックなので街着としてもご着用いただけます。
【干場着用サイズ】
身長 177cm、体重 67kg、着用サイズ M
【本格的な裏毛のスウェット素材をモード気分で】
この春、僕とサトシーノ(中本智士)のコラボブランド「111(トリプルワン)」で、スウェット素材のショートパンツをつくったのですが、これが予想を超えるほどの反響がありまして……。そこで、同じ素材を使って秋冬バージョンをつくることにしました。僕の場合、部屋にいるときはほぼ年中ショートパンツなのですが、近所にちょっと買い物や食事に出かけるときはロング丈もあったほうがいいじゃないですか。ショートパンツ同様、前に発売したスウェットとセットアップで着られるから、コーディネイトにあれこれ悩む必要もないのも魅力です。
裏毛のスウェット素材は、ガンガン着てもへこたれないヘビーウェイトのタイプ。スウェットシャツやショートパンツを購入済みの人は体感していると思うますが、とにかく丈夫で、繰り返し洗濯することで、どんどん味わいが増していきます。参考にしたのは、僕が思春期のころによく着ていたラッセルやチャンピオン、キャンバーのスウェット。ただ、こういう肉厚な素材感は好きなんですけど、アメリカの本格ものは全体的にゆったりしたものが多くて、ファッションとして着るにはハードル高めだと思うんですよ。
なので、シルエットはいまのスタイルに合うように、僕が愛用している細身のジョガーパンツを元にしてイチからつくりました。タフなのに野暮じゃない、ハイブリッドな感じを出したかったんですよね。アメカジってどこかルーズな印象があるけど、アメカジ要素がありながら単なるアメカジじゃない、みたいな……。モードでもアメカジよりのスウェットがあると思いますが、あれだと僕にはちょっと物足りないんですよ。素材感はあくまでも本物。だけど、かたちはいまっぽいというのが最大のポイントですね。
コーディネイトにしても、アメカジっぽくも着られるし、都会的な感じに合わせることも可能。当初は、部屋着やワンマイルウェアとしての着用を想定していましたが、出来上がったものを試着してみたら、革ジャンやミリタリーブルゾンなんかにも相性がよくて、外出着としてフツーに着られそうです。モノトーンの組み合わせを基本にすれば、ほぼ間違い無いですし。厚手の生地は、膝が抜けにくくて、洗濯すればすぐに戻るのでメインテナンスが簡単。自分でいうのもなんですが、結構いいものつくっちゃったなあ(笑)。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | P-1 |
色 | ブラック |
素材 | 綿 100% |
生産国 | 日本 |
Notes |
サイズ表記 | S | M | L |
ウエスト | 71~92.0 | 75~96.0 | 79~100.0 |
ヒップ | 102.0 | 106.0 | 110.0 |
股上 | 24.0 | 24.5 | 25.0 |
ワタリ | 32.0 | 33.0 | 34.0 |
股下 | 70.0 | 71.0 | 72.0 |
膝幅 | 20.5 | 21.2 | 21.9 |
裾幅 | 15.5 | 16.2 | 16.9 |
※サイズは生地の厚みなどにより若干の個体差がございます(単位:cm)
第193回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、トリプルワンで干場の念願であったロングスウェットパンツが登場!
実は一番最初に作られたスウェットパンツで干場はだいぶヘヴィロテ&カスタマイズ済み!自分色に染めていくタフなスウェットをどうコーデしていくのか2人の私物対決が今始まる。