襟型"PANTELLERIA(パンテレリア)"は、台襟から襟にかけてが一枚で構成されたワンピースカラー。
襟の開き方、長さと絶妙なバランス構成された襟型は、Finamoreが持つ技術の高さが感じられる仕様となっております。
スポーツシャツのボディは袖付け、ボタン付け、ガゼット付けの3工程はハンドメイドで取付けている為、ハンドならではな風合い、動きを妨げないFinamore独自のパターンは秀逸です。
程よくリラックスした雰囲気で着用いただけるようレングスで、タックアウトした際にもバランス良く計算された丈感となります。
生地は、コットンカシミアジャージーファブリック。
心地よいタッチと上品な風合いが特徴的な生地感。
イタリアらしい色気と着心地の良さを両立するFinamore(フィナモレ)がやはり選択肢の一番手ではないでしょうか。
【干場着用サイズ】
身長 177cm、体重 67kg、着用サイズ M

【ドレスも、カジュアルも、ナポリシャツの本領発揮です!】
昨年、僕のシャツ選びの原点となった「Finamore(フィナモレ)」のストライプシャツを別注で復刻したところ、大好評だったこともあり、今年はストライプに加え、超正統派の無地のサックスブルーを再販売することになりました。
あらためて、この企画を説明させてもらうと、僕がFinamoreのドレスシャツと初めて出合ったのが約20年前。当時在籍していた編集部でナポリの工場を取材したのがきっかけでした。ドレスシャツに関しては、襟付け、ヨーク、袖付け、カンヌキ、ボタンホール、ボタン付け、ガゼット付けの7工程が熟練の職人のよるハンドメイド。半世紀以上にわたってナポリ伝統の技術をいまに伝えていると聞き、まずは自分で試してみようと思ったんですよね。
Finamoreのシャツって、袖付け位置が実際の肩線より内側に入っていて、しかもアームホールが小さいのに、動きやすいんですよ。あまりに気に入ってしまい、30〜40代は自信をもって着倒したとえいえるぐらい、よく着ていました。ほつれてもお直しして、傷んだ襟を取り除いてバンドカラーにしていたほど(笑)。そうやって大切に着ていた最後の一枚が、ついに限界を迎えそうだったので、Finamoreにボロボロになった私物のシャツを持ち込んであのシャツをもう一度つくって欲しいと直談判したんです。
こだわったのは2点だけ。襟型とシャツ生地です。どちらも当時とまったく同じとはいかなかったものの、Finamoreのスタッフの努力で、極力近いもので再現してもらいました。こうして廃番となっていた「GANNI」という襟型を復活させ、120双糸を使用した生地を組み合わせた、干場別注モデルが完成しました。シルエットは背面にダーツのない、ほどよくゆとりのあるフィッティングです。
さらにもうひとつ、今回は台襟から襟にかけて一枚で構成されたワンピースカラーのスポーツシャツも用意しました。コットンカシミヤのジャージー生地を使っていて、心地いい手触りと上品な風合いが特徴です。カジュアルな趣ですが、袖付け、ボタン付け、ガゼット付けはハンドメイドで行っているそう。こちらは別注ではありませんが、あまりに僕好みだったので、おすすめの一枚に加えさせていただきました。
ネイビーの色合いも爽やかだし、白のコットンパンツなんかを合わせたらすごくいいだろうなと……。裾を外に出してもバランスのいい着丈になっているのもポイントで、適度にリラックスした雰囲気を演出してくれます。シンプル極まりない一枚ですが、イタリアらしい色気と着心地を両立させているのは、さすがとしかいいようがないですよね。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | FINAMORE A4001J DENVER PANTELLERIA |
色 | ネイビー |
素材 | 綿 92%、カシミヤ 8% |
生産国 | イタリア |
Notes |
サイズ表記 | S | M | L |
首まわり | 38.5 | 40.5 | 42.5 |
着丈 | 73 | 74 | 75 |
肩幅 | 42 |
43 |
45 |
バスト | 102 | 110 | 118 |
ウエスト | 92 | 100 | 108 |
裄丈 | 87.5 | 89 | 90.5 |
(単位:cm)
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