インラインのコレクションにはない、完全干場リクエストモデル。
一見プンターレ仕様のスエード素材を用いたシンプルなデザイン。
そこが味噌となっており、敢えてコバステッチを取り外すことで、極めて柔らかい着用感を実現し、見た目にもエレガントな印象を与える仕上がりに。
ベルト本体の厚みと柔らかさは何度も何度もテストを繰り返し、徹底的に拘りました。
ベルト穴より先を敢えて長めにとることで、プンターレの重さと長さで少し垂らして遊べる仕様になっています。
革の裁断やベルト本体を柔らかくする工程など、ハンドメイドにこだわり、モノ作りに取り組んでいるのが同ブランドと干場のアイデアが融合したスペシャルなベルトです。
干場着用サイズ：85
革製品のお取り扱い上の注意
・革の性質上、アルコール除菌スプレーやシートなどアルコール類の多少の付着でも、変色や革が傷む原因となりますので、ご使用の際にはくれぐれもご注意ください。
【ナポリ発のウエスタンベルトを洗練させた結果……】
昨年９月、在日イタリア商工会議所の招待で、ミラノで開催される世界最大級の靴の展示会「ミカム」とカバンの見本市の「ミペル」の取材に行ってきました。このふたつは一部会場を分けるかたちで行われているのですが、ミカムには1000以上、ミペルは150以上のブランドが出展するなど、ブランドの総数でいうと、あのピッティ・イマージネよりも多いんですよ！
会場では、普段から懇意にしていただいている盛岡の菅原靴店の社長・菅原誠さんの案内で、いろんなブースを視察。菅原さんの「せっかくだから、一緒にバイイングしませんか？」とのお言葉で、吟味を重ねた末、スーツやジャケットスタイルの遊びに使えるベルトを別注してきました。ナポリの「ALBERTO LUTI（アルベルト ルティ）」というベルトブランドで、実はピッティでも見て気になっていたんです。
このブランドは、バックルにガラスを埋め込んだデザインや、コンチョが付いたウエスタン調のデザインなど、主張のある個性的なベルトが多いのですが、ベルト幅を25ミリとやや細めにすることで上手く調和がとっているのが特徴で、これを見たとき、僕の大好きなプンターレベルト（プンターレはベルトの剣先に付いている金具のこと）をつくりたいと思ったんですよ。
プンターレベルトはアメリカのウエスタンベルトを元ネタに、アメカジの影響を受けたイタリアのブランドが独自に解釈したデザインをより洗練されたものをと思い、考案。素材には柔らかなカーフスウェードを選び、ベルトの帯革（ベルトの本体部分）を長めに設定して、プンターレが自然に美しく垂れるように金具の重さにもこだわりました。
通常、この手のベルトは補強のために帯革の端にステッチを入れるのですが、そうすると革本来のしなやかさが若干失われてしまうため、このベルトはノーステッチのハンドメイド仕上げにしてもらいました。長さやバックルの形状、革の材質など、細部までこだわりまくった結果、試作品を何度もつくっては、やり直すこと半年以上。ここまで僕のワガママに付き合ってくれたALBERTO LUTIには、感謝しかありません!!
おかげで、一般的な価格で、ハイクオリティ、デザインとしての完成度も申し分ない物ができました。これは絶対にお買い得だと思いますよ。
2025年の春夏は新色も完成しました！こちらもぜひコーディネートをお楽しみください！
written by Yoshimasa Hoshiba
| 品番 | 25-80-28 |
| カラー | ライトブラウン |
| 素材 | 牛革 |
| 生産国 | イタリア |
| Notes |
| サイズ表記 | 80 | 85 | 90 | 95 |
| 全長 （バックル先端から） |
108 | 113 |
118 |
123 |
| 幅 | 2.5 | 2.5 |
2.5 |
2.5 |
※ホールの間隔：2.5cm（単位：cm）
第382回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、今や超人気ベルトブランドとなったアルベルトルティのプンターレベルト！
干場が大好きなアルベルトルティが世界最大のファッションイベント「ピッティウオモ」に出展！アマンの藤井さんにアルベルトルティの最新作を教えていただき、干場の超わがままでなんと最新作の干場別注が？！..
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