堀口切子

ワインコップ Wine Kop

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“堀口切子が今までワイングラスを作ってこなかった理由”

映画『ローマの休日』には、グレゴリー・ペック演じる記者が、オードリー・ヘップバーン演じる王女を部屋に連れ帰った時、コップでワインを飲むシーンがあります。さり気なさが何とも格好いいワンシーンです。

イタリアのフィレンツェにある、老舗レストラン「Torattoria Sostanza」では、ワインは背の高いワイングラスではなく、コップに近いような、心地いい重みのあるもので提供されます。イタリアではよく目にする光景ですが、日本ではあまり馴染みがありません。

「Sostanza」は、イタリア語で「本質」という意味です。イタリアンレストラン「Table D'Hote」や「Jet Baker」などを経営する日暮勝秋さんは、この「Sostanza」で出会ったワインコップに魅了されました。ワインを口に運んでみると、「本質」を追求するお店がこのグラスを選んだ理由は、すぐに分かったと言います。「ワイン本来の味」が引き出されているように感じたのです。
飾らない「Sostanza」の料理には、背の高い高貴なイメージのワイングラスではなく、カジュアルで親近感のあるコップがとてもよくマッチしていました。このコップに感動した日暮さんは、自分の店でもこのコップでワインを出したいと強く思ったそうです。そして「Sostanza」のスタッフに渋られながらも、なんとか頼み込み、お店のコップを一つ譲り受けました。

帰国した日暮さんは、「Sostanza」のコップを手に、同じものが日本でも手に入らないかと探し始めました。その中で、吹きガラス工房「グラスルーツ」を運営する角岡磨さんに相談を持ち掛けます。角岡さんは、日暮さんのお店で「Sostanza」のコップを見た後、記憶を頼りに第一号となるワインコップを制作。そしてこれをプレゼントされた日暮さんは、理想のワインコップが作れるかもしれないと思い、正式に角岡さんへ制作を依頼します。日暮さんと角岡さんは何度も試作を重ね、日本人にとって心地のいいサイズと形にたどり着いたのでした。
「ワイン好きな人ほど、『まだワイングラスで飲んでいるの?』と問いかけたくなる」と日暮さんは言います。

ワインコップのストーリーを耳にした私たちは、「飾らずシンプルでありながら、そこへ向ける強いこだわりが大きな価値を生み出している」という点で、自分たちがとても大切にしてきた、あるデザインとの親和性を感じました。それが、パールカットと呼ばれるデザインです。

パールカットは、堀口ブランドが長年大切にしてきたデザインで、側面には玉状のカットが並び、底面には放射線状に菱カットが施されている、とてもシンプルなデザインです。堀口家には、パールカットのコップがたくさんあり、普段からとても気軽に使用していたことを覚えています。そんな思い入れのあるパールカットを、堀口切子としてリバイバルしたいと思い続けてきました。

また、堀口切子ではこれまで、ワイングラスは制作してきませんでした。それは色や香り、味を楽しむことに特化し、完成しきっているとも言えるワイングラスと、江戸切子が共存することの難しさを感じずにはいられなかったからです。しかし、このワインコップならば、パールカットならば、ワインを楽しむという本来の目的も、江戸切子の美しさも実現できるのではないかと思い、このプロジェクトに参加させてほしいと申し出ました。

特別高価なワインなどは、ワイングラスの形状でこそ堪能できるものもあります。しかしワイン文化が根づき、日常的にワインを口にする機会が増えた現代の日本だからこそ、この“コップ飲み” がお薦めです。

日暮さん、角岡さん、そして堀口切子のこだわりや技術が詰まったワインコップで、ぜひ一度「ワイン本来の味」を体験してみてください。
そして、いつか日本でも、カジュアルにコップでワインを楽しむ文化が広がることを心から願っています。

品番 H8861CL
サイズ/容量 /容量:約110ml
素材 無鉛ガラス
生産国 日本
Notes

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