【Pegasus(ペガサス)】
3ウェイトールボーイスピーカーです。Pegasusは、スピーカーの前面にT38トゥイーターと160mmドライバーを配置し本体底面にはサブウーファーとして別の160mmウーファードライバーを配置しています。
底面サブウーファーによるタイトかつ豊かな量感の低域と、前面ドライバーとの巧みな組み合わせにより、極めて自然で気持ちの良い音楽再生を実現しています。
イタリアン・ウォールナット無垢材のキャビネット、専用のペーパーコーンウーファー、クロスオーバーネットワークなど、使用するマテリアルを徹底的に吟味。
イタリア・ヴィツェンツァの工房で職人の手作業によって組み上げられ、インテリアに溶け込むモダンクラシックなデザインと優れた音楽体験をご提供いたします。
※Constellationシリーズは1998年スタートの同社ロングセラーシリーズで、2018年7月に素材や製法に磨きをかけたMkIIへと進化を遂げました。
様々なスピーカーブランドの製品が加工木材に突板を貼って作られている中、今では大変入手し辛くなって来ているイタリア産のウォールナット材などローカルウッドを贅沢に採用したキャビネットもCharioの特長です。
設計から製造までイタリアメイドのスピーカードライバーユニット、Chario製品はイタリアそのものです。
木工職人の目で選び抜いた材料を手作業で作り上げていくキャビネットには、イタリアのものづくりの伝統が息づいています。本木のイタリアンウォールナットは時間が経過すると飴色に色付いてきます。高級家具の様なCharioのスピーカーは所有する者に特別な愛着を持たせます。Charioのスピーカーシステムは自然の素材を使うことで、ひとつひとつが唯一無二の存在となります。
【Chario】
Charioは、1975年イタリア ミラノに設立されて以来、40年以上に亘りひたすら愚直にスピーカー開発製造を続けてきました。ドライバーからキャビネットまでハンドクラフトにこだわり、強固な設計思想を100%具現化することを目指して来た世界的にも希少なイタリア最古の高級スピーカーブランドです。 オペラの国イタリアのスピーカーブランドだけあって人間の声の再生に特徴が有り、音楽を一聴するとこの意味が良く判ります。音楽ソースのポテンシャルをあますところなく再現し、音楽そのものにリスナーを惹き込むトランスペアレントなサウンドは、音楽クリエイター達のインテンションやパッションをリスナー正確に伝えます。
【思わず涙がこぼれる感動のオーディオシステム】
3年ほど前に知人の紹介で、世界の優れた音響機器を取り扱うオーディオシステムカンパニー「Timelode(タイムロード)」の平野至洋社長にお会いする機会がありました。そのとき、平野社長もイタリア好きだったことから話が弾み、おすすめしていただいたのが北イタリアを拠点とする老舗オーディオブランドの「PATHOS(パトス)」と「Chario(チャリオ)」でした。
初めて聞く名前だったのでネットで検索してみると、クラシックモダンともいえるイタリアらしいデザイン。ただ、すぐに部屋に置きたいと思ってもお値段はそれなりにしますから、まずは試聴してからと考えようと平野社長にお願いしてその機会を設けてもらったんです。そしたら一発でノックアウトですよ(笑)。
過去にイタリア取材でオペラを鑑賞したことがあり、まさにあのときの記憶がまざまざと蘇ってくるようで……。平野社長に「干場さん、聴いたら泣きますよ」と冗談めかして言われていたのですが、聴いてみたら本当に涙がポロポロ(苦笑)。まるでそこが劇場であるかような臨場感があり、生声を聴いているみたいで泣けてしまったんですよね。
自宅で、Andrea BocelliとSarah Brightmanの「Time To Say Goodbye」を聴きながらワインを飲んでいる自分の姿を想像しただけで失神&昇天ですよ。すぐにその場で、清水の舞台から飛び降りる思いで購入を決断し、平野社長にセッティングのお願いまでしてしまいました(苦笑)。
つい最近、在日イタリア商工会議所の人たちに聞いたんですが、コロナの影響でイタリアでも高級オーディオ機器が売れているんですって。家中需要が高まっているのは、日本もイタリアも同じようで、家の中を明るくするインテリアやキッチングッズ、食材なども好調なんだそうです。暗くなりそうな世相のなかでも、イタリア人の明るく人生を楽しむ術は見習いたいものです。
目頭が熱くなってきて(苦笑)……聴き終わったあとに思わずスタンディングオベーションで「ブラボー!」と叫びながら拍手喝采していました(いや、マジですって)。
Written by Yoshimasa Hoshiba
『MINIMAL WARDROBE CHANNEL VOL. 66』も是非ご覧ください。干場もその音の美しさに魅了され、愛用するオーディオメーカーその魅力とは。皆様もぜひ動画内でその音の美しさをご体感ください!
MINIMAL WARDROBE CHANNEL VOL. 66をご覧になるには>>こちら
形式 | 3-way フロアスタンディング |
ドライバー | 1 Tweeter 38mm softdome |
1 Woofer 160mm paper compound | |
1 SubWoofer 160mm paper compound | |
感度 | 87dB SPL normalized to 1 m/2.83 Vrms/ |
カットオフ周波数 | 45Hz @ -3dB referred to C4 WETS |
クロスオーバーポイント | 170 / 1500Hz |
インピーダンス | 4Ω |
バスレフ | 底面バスレフ方式 |
仕上げ | 無垢イタリアン・ウォールナット and HDF |
サイズ | 230 x 1030 x 370 mm (W x H x D) |
重量 | 26kg (1本) |
Notes |
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