ウェリントン×ボストンのボスリントンシェイプにテレビジョンカットを施し、立体感を出すことでスタンダードデザインながらも存在感を演出するモデル。
フロントエンド、テンプルにはヘキサゴンのシルバー925パーツが輝きさりげなく大胆に存在感を演出し、レンズを2カーブレンズにする事で光をシャープに反射させ、上品かつ洗礼された雰囲気に。
上質なアセテート8mm生地を職人が一本一本丸みを出すように磨き上げることにより、無骨な雰囲気の中にも柔らかさをプラス。
男女問わず着用できるサイズ感とデザイン性で、無骨さと洗礼さを併せ持つモデルです。
こちらはクリアレンズながらも目が見えにくく、自然なミラーを楽しめる2カーブレンズを採用しています。

【かけるだけで大人の男の色気がだだ漏れです(笑) 】
4〜5年前だったかな。名古屋にある大好きなセレクトショップ「Alto e Diritto(アルト エ デリット)」にふらっと立ち寄ったとき、ディスプレイされていたサングラスに目が釘付けになったんです。そのとき手にしたのが、今回ご紹介する「CASABLANCA SPECTACLES(カサブランカ スペクタクルズ)」でした。Alto e Dirittoが扱うブランドって、芯が通っていて、僕のフィーリングにすごく合うんですよね。
このCASABLANCA SPECTACLESは、アイウェアブランド「Mr.CASANOVA(ミスターカサノバ)」のクリエイティブディレクターを務める山口啓祐さんが、最高品質の素材を厳選し、「トラディショナル」をコンセプトに立ち上げたブランドです。アセテートのなかでも特に上質なものを使い、シルバー925のパーツ、90%以上チタン製の「TITAN-P」を採用するなど、素材はすべて最高レベル。そして、世界有数の眼鏡の産地・福井県鯖江市の職人さんたちが、一本一本手作業で仕上げています。
このCASABLANCA SPECTACLES、かけた瞬間に伝わってくるのは、大人の男の特権ともいえる、ただならぬ色気。僕がかけると、完全に“昭和のスケベなおじさん”になっちゃうんですけど、むしろそれがいい(笑)。おじさんにとっていろいろ大変ないまの時代、このくらいインパクトと色気のあるアイウェアって、逆に新鮮だと思いませんか?
なかでも、僕が狙っているのが「SUBPOP」というモデル。それぞれのモデル名は、山口さんが好きな音楽レーベルの名前に由来しているらしく、そういった背景も男心をくすぐりますよね。ウェリントンの王道シェイプに、テレビジョンカットが施されていて、さりげないながらも大胆。さらに、フロントエンドとテンプルにはシルバー925のヘキサゴンパーツが輝いていて、完全にノックアウトされました(笑)。
とはいえ、「STIFF」も捨てがたいんですよ。こちらはボストンとウェリントンの中間みたいな “ボスリントン型”。ちょっと柔らかさもありつつ、無骨さも残した絶妙なバランスで、薄めのグレーレンズだから昼夜問わず使えるし、何よりこの立体感と存在感がクセになるんですよ。
普通のようで普通じゃない。この絶妙なサジ加減こそ、CASABLANCA SPECTACLESの魅力。最近のちょっとシュッとしたフレームに飽きた人や、少しクセのあるアイウェアを探している人は、ぜひ試してみてください。年齢を重ねるほど、その人の人生がにじみ出る——そんなアイウェアって、なかなかありませんから!
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | STIFFBLACKCLL |
カラー | BLACK |
素材 | FLAME : ACETATE / PARTS : SILVER925 |
レンズについて | Clear Light Mirror / UV400 |
生産国 | 日本 |
Notes |
LENS CURVE:FLAT |
サイズ表記 | F |
フレーム縦幅/横幅 | 45/145 |
鼻幅 | 21 |
レンズ横幅/縦幅 | 47/37 |
テンプル | 150 |
(単位:mm)
第410回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、MMW初登場CASABLANCA SPECTACLES。サングラスフェチの干場も以前から注目していた...、大人の色気ダダ漏れのアイテム満載のそのサングラスは、世界有数の眼鏡の産地・福井県鯖江市の職人さんたちが、一本一本手作業で仕上げている。
MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol.410は>>こちらから