ノンミュールジングのメリノウールを使用したとても肌触りの良いニットソー。
ニットソーにすることで生地のロスを無くしています。生地を切り替えることでさりげなくブランドロゴを表現しています。ニットだからできるワッフルリブのコンビネーションデザインとなっております。
フィッティングは程よくゆったりしており、1枚で着ても、レイヤードを併せても主役になる1着です。
【干場着用サイズ】
身長 177cm、体重 67kg、着用サイズ M
【シンプルさと実用性を極めた上質な服づくり】
NYを拠点にする日本人デザイナーの山崎亨さんが2004年に創設した「V::ROOM(ヴィルーム)」は、全米を中心にヨーロッパなどでグローバル展開されているカットソーブランド。日本ではまだ知る人ぞ知る存在ですが、シンプルさと実用性を極めた上質な服づくりで、ファッション関係者をはじめとする感度の高い人たちの注目を集めています。
そんなV::ROOMから、2022年秋冬に登場した新ラインが「V::LOOM(ヴィルーム)」。読み方が同じなのでちょっと紛らわしいのですが、こちらはニットソー(ニット&ソーイング)を扱っていて、過剰なデザインを排したデザイン、素材や縫製の質を重視したブランドアイデンティティはそのままに、メイド・イン・ジャパンの最上級の品質を追求しながら、永続的な価値を再構築していくといいます。
この新ラインがユニークなのは、ニットにすることで裁断時などに出る生地のロスをなくし、素材(糸)の使用効率を上げることでサステイナビリティを実現していくことが、誕生のきっかけになっていること。そうしたこだわりは、健全な生産背景から生まれた上質素材だけを使用することや、原料や生産地、生産年度などのトレーサビリティを表記するといった姿勢にも見て取れます。
こちらの「ワッフル/リブコンボ ニットソー」と「ダブルフェイスリバースウィーブ」は、アメリカの伝統的なカジュアルアイテムにモダンなアレンジを加えているのが特徴。ミリタリーのアンダーウェアに由来するサーマルシャツや、チャンピオンのスウェットシャツへのオマージュがベースとなっていますが、実に洗練された表情に仕上がっています。また、背面だけラグランスリーブになった「スーパーファインメリノ 18G L/S 天竺ニットソー」もシンプルで使い勝手がよさそうですよね。
僕も思春期に体験した渋カジ時代から、こういうアイテムにはなじみがありますが、さすがに50歳も手前になると、当時のまんまじゃつらい気がしていたので(苦笑)、V::LOOMを初めて目にしたときには、「こんなのがほしかったんですよ!」と思わず口にしてしまったほど。
でも、昔から思うんですよね。アメカジをアメリカ人より上手につくれるのは日本人だって。そもそも、ただの労働着だったミリタリーやワークアイテムに目をつけてヴィンテージの文化をつくったのもそうだし、さらにその味わいを精緻な加工技術などで再現したり、モダンなストリートスタイルとして昇華するレベルは、やっぱり日本人がダントツ。
V::LOOMも、そのサジ加減が絶妙なんですよね。
Written by Yoshimasa Hoshiba
第132回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、NY発のブランドが日本初登場!干場も注目するV:LOOMをご紹介!!
MINIMAL WARDROBE CHANNEL Vol.132は>>こちらから
品番 | 206-65407 |
カラー | ネイビー |
素材 | ウール 100% |
生産国 | 日本 |
Notes |
サイズ表記 | M | L |
肩幅 | 47 | 50 |
着丈(BNP) | 65 | 68 |
身幅 | 52 | 55 |
袖丈 | 57 | 59 |
※多少の誤差はご容赦ください。
(単位:cm)
サイズ表上:着丈(BNP): 後衿ぐり中央から裾までの長さ
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