パワーボートレースのタフでダイナミックな世界観を表現した、機能性と防水性に優れたダイバーズウォッチ。
EDOX LOVERSの一人である干場が愛用する1本。
【海のF1で勝負するハイスペック時計】
「EDOX(エドックス)」を初めて出合ったのは10年ほど前のOCEANS編集部時代。時計の本場スイスで100年以上の歴史をもったブランドで、かつ妻の誕生日につくった懐中時計がその始まりというロマンティックな物語にも惹かれ、俄然興味をもちました。
その後、当時から付き合いのあった時計ライター&編集者の福田豊さんのすすめで「クロノオフショア1 クロノグラフ オートマティック」を購入。このモデルは「海のF1」と称されるパワーボートのラグジュアリーな世界観を表現して生まれた、現在のEDOXを代表するフラッグシップコレクションで、飽和潜水500m防水やマッシブなセラミックベゼルなど、エクストリームなデザインと性能を特徴としています。
ちなみにパワーボートは、日本国内ではあまり聞きませんが、アメリカや地中海では熱狂的なファンが多いレース。クラスによっては最高速度が時速200kmを超えるなど、かなり激しいスポーツとして知られています。そんなタフでダイナミックな局面に耐えうる時計が、カッコ悪いはずがありません。
これまでもいろんな時計をしてきましたが、男らしい面構えはもちろん、丈夫なことはとても重要。数々の機能性や防水性をはじめとした骨太なつくりは、日常使いではオーバースペックだと知りつつも、それらが備わっているだけで安心するんですよね(苦笑)。さらに、機械式なのにそこまで高額なわけではなく、かつ知る人ぞ知るブランドだというのもポイントです。だって、他人と時計はかぶりたくないですからね。そんなわけで、いまのラグジュアリースポーツウォッチのなかでは、間違いのなく買いの一本だと思います。
海のF1にあやかって、文字盤の「1」の部分だけ赤にしたのもポイント。視認性はもちろん、すベてにおいてバランスがよく、使いやすいのが気に入っています。僕は耐久性に優れたシリコン配合のラバーストラップのほうを愛用していますが、オールマイティに使えるメタルブレスもいいですよね。Tシャツ&デニムなどのスタイルには抜群にハマります。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | 01114-3-NIN |
カラー | ブラック |
ムーブメント | 自動巻き(EDOX011 46時間パワーリザーブ) |
機能 | 時針、分針、秒針、クロノグラフ、日付、曜日 |
サイズ | 45mm径、17mm厚 |
ケース | 316Lステンレススティール、オートヘリウムエスケープバルブ、サファイアクリスタル(無反射コーティング) |
ダイアル | ブラックカーボン |
ベゼル | ハイテクセラミック(逆回転防止ベゼル) |
防水性 | 防水 50気圧/500m |
ストラップ | ラバー |
バックル | ステンレススティール フォルディングバックル |