【K-3B "THE PROFESSIONAL SPEC" PREMIUM DOWN】
K-3Bにしかできない、究極のプロスペックなプレミアムダウンがついに登場。
■究極の防寒・防風性を実現。
一切のコールドスポットがない、究極のダウンを開発しました。
ダウンのコールドスポットとは、縫製による縫い目(針穴)から冷たい外気が入り込み、中の暖かい空気を逃してしまうポイントのこと。
通常のダウンジャケットは、ダウンとダウンの間にキルティングがあり、この縫い目の針穴がコールドスポットとなるのですが、K-3Bのダウンは縫い目の裏側にもダウンチューブを配置し、針穴部分を裏側のダウンが塞ぐ構造のため、外気を通しにくく、内側の熱を逃しにくい設計になっています。
この2層のダウンチューブが全面に配置されているため、通常のダウンジャケットの約2倍の量の羽毛を使用しています
前端(フロントファスナー部分内側)にもダウンのダブルチューブが内蔵されています。前端は寝袋の仕様ですが、ZIPを閉めるとダウンチューブ同士がギュッと左右から押し付けられて隙間を塞ぐ仕様にしており、ファスナー部分のコールドスポットも解消しています。フロントファスナーと腰ポケットファスナーはウォータープルーフ仕様になっており、冷たい風雨の中でも水が入り込みにくい仕様です。
また、パターンの特徴としては、2層のダウンチューブの両方が横ステッチだと、身頃が横方向に膨らんで丸いシルエットになってしまい、身体の側面にフィットしないのですが、このダウンでは身頃脇の裏面ダウンチューブを縦ステッチにしているため、身体に沿った立体的なシルエットになります。
一般的なダウンジャケットには見られない、ダウンジャケットの設計を知り尽くした職人によるオリジナルの製法です。
さらに、袖下に断ち出しのマチを入れて工夫を凝らした袖付け構造なので、腕の可動域がとても広くなっています。
一般的なダウンジャケットでは腕を上げるときに若干ストレスがかかったり、身頃ごと上にずり上がったりしがちですが、このプレミアムダウンではそのような不満点を可能な限り解消しました。
■生地紹介
生地は当社オリジナルの軽量高密度織物を使用、15dtexの細い糸を高密度で織り上げることで高い防風性が生まれます。透湿防水の機能を持ちながら非フッ素撥水加工(フッ素フリー)で環境にも配慮した生地を開発。耐水圧10,000mm以上のスペックが備わっており、機能面・環境面ともに兼ね備えたテキスタイルです。
■フィルパワー:742
■お手入れ方法・保管方法
・洗濯の際はクリーニング店にご相談下さい。
・クリーニング後は袋から出し、風通しの良い場所で保管して下さい。
・製品の特性上、縫い目から羽毛が飛び出すことがございます。 その場合羽毛は抜き取らず、生地を軽くつまんで押し戻して下さい。
・水洗い、漂白剤の使用、タンブラー乾燥はお避け下さい。
・プリント部分のアイロンはお避け下さい。
CARE INSTRUCTIONS - 製品のお手入れ方法
・ダウンが入っている部分の表地は、高い撥水性を付与するためにポリウレタンラミネートされています。
・素材の特性上、ホコリなど汚れが付着すると目立つ場合がございます。
・汚れが付いたまま長時間放置することは、なるべくお避け下さい。早めに柔らかい布で乾拭きして、汚れを落として下さい。
・火気に注意し、ストーブなどに近付けすぎないようご注意下さい。
・ダウン製品の特性上、濡れたまま放置すると臭いなどの元になることが あります。軽く叩いて膨らみを戻し、風通しのよい場所で乾燥させてから 製品をつぶさないよう間隔をあけてラックなどに掛け、保管して下さい。
カラー:ブラック
モデル(干場)着用サイズ:2/3(L~LLサイズ)
モデル(身長182cm)着用サイズ:2/3(L~LLサイズ)
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【干場着用サイズ】
身長 178cm、体重 62kg 干場着用サイズ:2/3

【グループの威信をかけて、究極のダウンジャケットを開発】
「K-3B」の生産背景は、合繊繊維の一大産地ある北陸・石川県を拠点に、世界有数のラグジュアリーブランドにもテキスタイルを供給するカジグループ。そのグループの総力を挙げて、自分たちがいちばんいいと思うダウンをつくったらどんなレベルのものになるんだろう、という純粋な疑問からこのプロジェクトはスタートしました。
表地は、同グループのカジネーレによる超軽量の高密度ナイロンを採用。防風性に優れるだけでなく、耐水圧10,000㎜以上のスペックが備わっており、テキスタイルの機能面は万全。また、非フッ素撥水加工を採用するなど、環境面にも配慮したものづくりを徹底しました。実はこの素材、イタリアの某ブランドのダウンジャケットに使用されているのですが、お値段はなんと40万円ほど! ブランドの知名度が違うといえばそれまでですが、クオリティはまったく一緒なので、どれだけコスパがいいかはご理解いただけますよね。
さらに通常のダウンジャケットでは、ダウンチューブとダウンチューブの間の縫い目やフロントファスナーから冷気が入る「コールドスポット」と呼ばれる部分が存在するのですが、この「プレミアムダウン」では表面と裏面のダウンをズラして縫い目の穴をふさぐ「ダブルチューブ」という手法で隙間をシャットアウト。風を通しにくく、熱を逃しにくい仕様になっています。これは手間がかかる手法のため、ほかのブランドで見ることはほぼ皆無。羽毛の量も半端ないですし、まさに「究極のダウンジャケット」と呼んでよさそうです。
最高の素材を用意したら、あとは素材の味をストレートに楽しんでもらうために調理はできるだけシンプルに。僕はファッションも、料理と通じる部分があると思っていて、プレミアムダウンのデザインも、いまの時代に合わせてほんの少し肩の落ちるドロップショルダーにして、着丈も若干短めにした程度。それゆえ使い勝手はそうとういいと思います。
寒さに滅法弱い僕にとって、地面からくる冷えは最大の敵なのですが、これがあれば冬の外出も快適になりそうです。このシリーズの実力を試すためにも、底冷えするヨーロッパに出張に行きたいなあ(笑)。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | 080_T |
素材 |
表:ナイロン100%(ポリウレタンラミネート加工) 裏:ナイロン100% 中わた:ダウン90%/フェザー10% |
カラー | BLACK |
生産国 | 日本 |
Note |
表地:T生地 耐水圧:10,000mm フィルパワー:742 |
サイズ表記 | 0/1 (S~M) | 2/3 (L~LL) | 4 (LL~3L) |
着丈 | 66 | 68 | 70 |
肩幅 | 53 | 55 | 57 |
胸囲 | 118 |
124 |
130 |
裾回り | 94 | 100 | 106 |
袖丈 | 59 | 60 |
61 |
裄丈 | 85.5 | 87.5 | 89.5 |
袖口巾 | 9.5 | 10 | 10.5 |
(単位:cm)