「デルフィン」は1961年に誕生し、60年以上の歴史があります。発売当時、ねじ込み無しで200m防水を達成した画期的な仕組みであるダブルOリングを開発し、EDOXの「防水時計」として歴史の幕が上がります。
「デルフィン」は、THE WATER CHAMPIONをスローガンに掲げるEDOXを語る上では外せない重要なコレクションです。
「デルフィン メカノ オートマティック」は、丁寧に磨き上げられた12角型の美しいベゼルや、ダイナミックな印象を与えるベゼル上のビスは、1973年発表のアーカイブピースから踏襲したもの。モダンな印象のスケルトンウォッチに伝統的な意匠を組み合わせることにより、スポーティーながら品格漂うデザインに仕上がっています。エドックス独自のユニークな視点から開発に至った特許取得のリューズ機構や堅牢なケース構造を受け継ぐと同時に、デザイン面も継承しているヘリテージコレクションにふさわしいタイムピースです。
そして、スケルトンウォッチの醍醐味は、時計内部の構造が確認できること。自動巻きムーブメント EDOX853は、香箱の一部をくり抜いてゼンマイの動きを見せるなど、繊細な工夫が細部に至るまで施されています。コンテンポラリーな雰囲気を纏うダイアルのカットワークは、エドックスのブランドエンブレムである砂時計を再解釈しデザインされました。美しいカットワークアートと精巧なムーブメントの動きを、心ゆくまで鑑賞することができます。
「デルフィン」はエドックスのコレクションのなかでも特別なモデル。“The Water Champion”をブランドメッセージに掲げ、防水時計のスペシャリストとして名声を獲得した、エドックスの代表作です。
「デルフィン メカノ オートマティック」は、そんな「デルフィン」の最新モデル。1973年発表のモデルをモチーフにした、12角形ベゼルとビスのデザインがスタイリッシュ。ケースとブレスレットを一体でデザインした、ラグジュアリースポーツウォッチのスタイルも都会的な雰囲気ですね。
また、大きな特徴がフルスケルトン。精巧なメカニズムをじっくりと眺め楽しめるのは、機械式時計好きにとって堪らない魅力。エドックスのブランドマークである砂時計をかたどったダイヤルのオープンワークもチャームポイントです。
2022年の新作は、グレーPVDのケース&ブレスレットが特徴。オープンダイヤルをブラックに、そのダイヤルとケースのモノトーンのカラーリングも格好いい。
そして、この高性能や、精巧なスケルトン加工、精緻な仕上げでありながら、この価格というのが素晴らしい。エドックスはどのモデルもそうですが、特に「デルフィン メカノ オートマティック」はコストパフォーマンスに優れている。本当によいモデルだと思います。
Written by Yoshimasa Hoshiba
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品番 | 85303-357RN-NRN |
カラー | ピンクゴールド |
ムーブメント | 自動巻き(EDOX853、42時間パワーリザーブ) |
機能 | 時針、分針、秒針 |
サイズ | 43㎜径、12㎜厚 |
ケース | 316Lステンレススティール(ピンクゴールドPVD) |
ダイアル | ブラック |
ベゼル | 316Lステンレススティール(ピンクゴールドPVD) |
防水性 | 20気圧/200m |
ストラップ | ラバー |