コードバン素材を贅沢に用いたミニウォレットです。
近年では数ある革の中でも“最高級”と評される「コードバン」。キメ細かな、美しい艶が上品な特徴を持つ革です。
コードバンとは馬のお尻部分の皮となり、一般的に仕上げられた革と違い、
皮の中にある厚さわずか2mm程度の「コードバン層」と呼ばれる部分だけを取ったものがコードバンの革となります。
皮からコードバン層を傷つけずに綺麗に取り除くには熟練の技術が必要とされ希少性も高い素材になっております。
必要最低限の機能を持ちわせたミニマムデザイン。
お札がすっと入り、開いた時に落ちない構造。小銭入れも大きく開くので中身が見やすく容易に出し入れできます。
内装にはキメ細やかな銀面(表面)の牛革を使い、滑らかな手触りが贅を尽くした仕上がりとなっています。
■仕様
カード入れ×2
札入×1
小銭入れ×1
■素材
馬革(コードバン)
※天然素材の特性上、革の表面にキズ、こすれ、シワなどがある場合があります。
※場合によっては色落ちすることがあります。
※ご使用前にケアカードをご一読下さい。
コードヴァンの他アイテムはこちらからご覧ください。
【趣味の良さが滲み出る“アンダーステイトメント”を知る革小物】
「CAVENDISH(キャベンディッシュ)」は、高級品店が立ち並ぶロンドンのジャーミンストリートにあるCAVENDISH HOTELにインスパイアされて誕生した日本ブランド。このホテルのサロンに集う紳士が身に着けている上質でベーシックなアイテムがイメージソースになっています。
ただ、このブランドの真骨頂は、日本の職人の高い技術力に支えられた仕上がりのよさ。実用性に富んだシンプルなデザインも大きな魅力です。
得意とするのは、イギリスのブライドルレザーを使った革小物。これ見よがしなブランドロゴが入った革小物とは真逆をいく質実剛健なデザインですが、こういうチョイスこそ審美眼が問われると思うんですよね。長く大切に使って自分なりの味わいが出たレザーアイテムは、大人の証であると同時に、その人の人柄が滲み出ているようでとても素敵に見えます。
革小物は、男性には欠かせないアイテムである一方、最近はビジネススタイルのカジュアル化や、キャッシュレスの流れもあって、ひと昔前のようにスーツのシルエットに影響しない長財布が必需品という常識も通じなくなってきています。
個人的には、札入れ×1、カード入れ×2、コインポケット×1があれば普段使いとしては十分なので、コンパクトな三つ折りタイプか、一見カードケースのようなフラットウォレットが一番使えそうな気がします。好みの問題もありますが、僕は基本的に手ぶらでいたい派。スマホやカードでの決済が中心になっているいま、大きな財布を持ち歩く必要はあまり感じられないんですよね。
それにバッグの中からゴソゴソ取り出してというのは、あまりスマートに見えませんから。できるなら、パッとポケットから取り出してスムーズにお会計したいじゃないですか。でも、マネークリップはどこか頼りないと思っている人には超おすすめです。
素材はブライドルレザーがイチオシですが、馬の尻の部分からとった希少なコードバンも扱っていて、こちらも熱烈なファンが多数いるとか。使い込んで味わいが出たコードバンも格別な味わいがあるので、ここは甲乙つけがたいなぁ。さらにいうと、CAVENDISHは海外の良質な皮革の仕入れ先に強力なネットワークをもっていて、リザードなどのプレシャスレザーにも定評があるので、そういったところにも注目しておくものいいかもしれません。
最近はバッグも財布もどんどんコンパクト化する傾向にありますが、カユイところに手が届くようなつくりは日本人が一歩先を行っている印象。CAVENDISHはまさにそれを体現しているブランドですね。ぜひ味わいが出るまで使ってみてはいかがでしょう!
Written by Yoshimasa Hoshiba
毎週水曜18時更新のMINIMAL WARDROBEチャンネルVol.160で、英国製の革と卓越した日本人の職人が作る今大注目のブランド CAVENDISH(キャベンディッシュ)について語りつくしております!
是非ご視聴ください。
Youtubeを見る>>こちらをクリック
品番 | DC-3CD |
カラー | ワイン(バーガンディ) |
素材 | 馬革(ROCADO社 コードバン) ※天然素材の特性上、革の表面にキズ、こすれ、シワなどがある場合があります。 |
サイズ | 約80mm × 100mm |
生産国 | 日本 |
Notes |
革製品のお取り扱い上の注意
革の性質上、アルコール除菌スプレーやシートなどアルコール類の多少の付着でも、変色や革が傷む原因となりますので、ご使用の際にはくれぐれもご注意ください。