ラウンドしたシルエットが特徴の上品な印象をあたえるブリーフバッグになります。
ハンドルはバックルで長さを調節でき機能性も網羅しております。
鞄では珍しい木型を使用し縫製することできれいなラウンドを描くフォルムに仕上がっており、ファスナーの引手を止める南京錠にもさりげなくロゴが入るなど随所に拘りの感じられる商品に仕上がっております。
・使用している革は型押しではなく、キップレザーのナチュラルなシボとなり、シボの出方には個体差がございます。天然のもので1点1点革の表情は異なり、ご使用によって変化も生じる商品でございますので、予めご了承ください。
【色気と味わいを兼ね備えた稀有なラゲージブランド】
一昨年にスタートした「S.MANO(エス マーノ)」は、特別な手仕事を意味するイタリア語の“Speciale Mano”に由来するラゲージブランド。以前ご紹介した通り、BEAMS Fのディレクターとして活躍する西口修平さんが、立ち上げ時にディレクションを務めていたことでも業界内で話題になりました。現在は西口さんの手を離れ、デザインチームがそのスピリットを引き継いでいますが、これがなかなかいい出来でして……。
やっぱり、最初のコンセプトメイキングが素晴らしかったんでしょうね。僕もいろんなブランドでディレクターを務めさせていただいていますが、強固なコンセプトをつくることができれば、あとはそれに沿った物語を紡いでいくだけで、どんどんコレクションに厚みが増していきます。逆にそこが曖昧だと、つくるものにブレが出てしまうんですよね。
その点、S.MANOでは、イタリアらしい色気のあるデザインと、使い込むほどに味わいが増す素材選びのふたつに注力していて、ファッション好きにはストレートに響く雰囲気があるのがポイント。実際、西口さんがプライベートで使いたいバッグというのがスタート時のインスピレーションソースですから、そうした経験に勝る知識はないでしょうね。
シボのあるレザーも型押しではなく、天然のシボがあるキップレザーを使っているのも魅力的で、経年変化も存分に楽しめそう。そこに、あえてゴールドの金具という組み合わせは男らしくもあり、女性でももてる柔らかなニュアンスも兼ね備えているのが素敵です。この金具、既存ブランドと差異化するためにも、鋳型でつくるのではなく、一つひとつ真鍮を削り出したものを使うなど、かなり手が込んだ仕様となっています。
ここまでこだわりと情熱を詰め込んだブランドは、そうそうありません。どのモデルも機能性よりもどちらかというと見た目のエレガントさを前面に出したデザインで、ポケットも貴重品を収納する内ポケットがひとつだけと最小限。そういったところにも、いちいち共感しています。カジュアルも、テーラードもいけて、しかも育てがいがあるなんて、今後が楽しみでしょうがないですよね。
どれも使い勝手のいい仕上がりですが、個人的にヘビロテで使いそうなのは「ナップサック」のブラックでしょうか。カジュアルな格好に、無造作に肩がけ、あるいは鷲づかみしているのが無骨な感じがしてよさそうです。ブラックのリネンシャツにデニムなんかの組み合わせに、サイコーに似合いそうです。
Written by Yoshimasa Hoshiba
毎週水曜18時更新のMINIMAL WARDROBEチャンネルVol.161で、西口さんをゲストにお迎えしてエスマーノのこだわりと伊勢丹・ミニマルワードローブ限定のアイテムを語り尽くす!
是非ご視聴ください。
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品番 | SMN013 |
カラー | ブラック |
素材 |
牛革 |
サイズ | 高さ40 × 幅16× 横31cm |
生産国 | イタリア |
Notes |
革製品のお取り扱い上の注意
革の性質上、アルコール除菌スプレーやシートなどアルコール類の多少の付着でも、変色や革が傷む原因となりますので、ご使用の際にはくれぐれもご注意ください。
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