決して変わることのない不朽のクラシック・アイコン 【プロミネンテ ソロテンポ】
「プロミネンテ」は、クエルボ・イ・ソブリノスの価値観を完璧に表現しています。
シックでいてエレガント、時代を超越したクラシックでありながら洗練されています。クエルボ・イ・ソブリノスがブランドとなった初期から存在しており、今でもクラシックウォッチの愛好家やコレクターの間では入手したいコレクションのひとつとなっています。
特大のシャンパンボトルにバルタザールという表現をするように、「プロミネンテ」は、最大のキューバの葉巻を表現する言葉にちなんで命名されました。
豊かで大振りのレクタンギュラープロポーション(33.75mm x 52mm)は、カーブした形状のおかげで、着用者の手首に完全にフィットします。クラシックな長方形のフォルムは、1930 年代のアールデコ様式のクラシックなデザインにインスパイアされています。
「プロミネンテ」はトレンドに左右されることなく、真のクラシックなデザインを理解する愛好家の間でその地位を維持してきました。
■文字盤の細部に宿る芳香
「プロミネンテ ソロテンポ」のダイヤルにはリーフ針とデフォルメされたアラビア数字が配され、アールデコを意識したケースと完璧な一体感が醸し出されます。
味わいあるギョーシェ模様は、最新の技術を採用しました。中央のマザーオブパールは、精密にカットされています。
アラビア数字とロゴの色はダイヤルにマッチした色がセレクトされています。
カラーバリエーションは、シルバーダイヤルにブルーインデックス、ブラックにローズゴールド、シャンパンカラーにシルバー、タバコカラーにゴールド、の4 色。
タバコダイヤルは、栄華を極めた古き良き時代のキューバとエキサイティングなハバナの熱気、そして上質な葉巻の芳醇な薫りを現代に伝える「クエルボ・イ・ソブリノス」を代表するタイムピースです。
■クラシックデザイン
高度な技術を持ったデザインチームが、過去のクラシックなクエルボ・イ・ソブリノスのデザインをもとに、スイスの最新の技術革新を駆使して、未来の時計を生み出しています。
これは、絶え間ないブレイクスルーを伴う継続的な進化のプロセスです。ラテンの伝統とスイスのノウハウの融合は、時計業界では他に類を見ないものです。
私たちは、「スイスマニュファクチュール、ラテンヘリテイジ」というキャッチフレーズを掲げ、この2つのナショナリティを誇りに思っています。
【ご購入前のご注意】
※商品の色味は、商品画像をご参考になさってください。
※PC、タブレット、スマートフォン等の環境やディスプレイの設定や仕様等によって、 イメージ写真と実際の商品の色合い等が異なる場合がございます。
クラシックと、エレガンスと、ラテンの色気
「CUERVO Y SOBRINOS(クエルボ・イ・ソブリノス)」の歴史は、ハバナが栄華を極めていた1882年にまで遡ります。この年、創業した家族経営の小さな貴金属店が、19世紀末には「著名人なら一度は訪れるべき店」といわれるほどにまで成長。当時は、その名を世界中に轟かせていたといいます。
しかし、1953年のキューバ革命によって、クエルボファミリーは国外退去せざるを得ない状況になり、その後、ブランドは休止状態となり時計製造は停止。ヴィンテージマーケットでは、時計コレクターの注目を集める存在になっていました。
幻となっていたCUERVO Y SOBRINOSの再興へ向けた挑戦が始まったのは1990年代後半。調査のためにハバナの旧店舗の地下金庫を開けてみると、そこには往時のムーブメントやデザインスケッチが手つかずで眠っていただけでなく、ウィンストン・チャーチルやアーネスト・ヘミングウェイ、クラーク・ゲーブルなどの大物が名を連ねる顧客台帳も見つかったそうです。
2003年に完全復活を果たし、その2年後には日本上陸。僕もそんなロマンティックな物語に惹かれて「PROMINENTE(プロミネンテ)」シリーズの別のモデルを購入したのですが、今回、紹介する「SOLO TIEMPO(ソロテンポ)」は、堂々とした佇まいと個性的なダイヤルデザインを備えた同ブランドのアイコンとなっているモデルです。
自動巻、パワーリザーブ42時間、防水5 ATMなどの機能も備え、100年前のただのレプリカではなく、新時代のウォッチとして生まれ変わっているのも魅力的。センターに配されたマザー・オブ・パールと、その周辺のギョーシェ模様の組み合わせは最新の技術を駆使して製作されています。ちなみに、PROMINENTEは最大サイズのキューバシガーにちなんだ名前で、このシリーズは高貴な印象の弧を描いた長方形のケースを特徴としています。
カラー展開が豊富なのもうれしい点。僕が個人的に気になっているのがキューバ産のタバコにインスピレーションを得たというブラウンを基調にしたタイプです。こんなふうにクラシックとエレガンスとラテンの色気が入り混じった雰囲気は、ほかではまず出せないでしょうね。しかも、男らしさや知性も感じられる稀有な時計ブランドだと思います。
リネンスーツに白シャツを合わせて、ボルサリーノのハットとブラウン×白のコンビシューズ。それにシガーをくわえるようなスタイルには抜群に似合うと思います。やっぱり本物のストーリーをもっているブランドには、否応なしに惹かれてしまうんですよね(苦笑)。
Written by Yoshimasa Hoshiba
第77回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、干場も愛用するCuervo y Sobrinosから、新色タバコカラーが今年追加の「ソロテンポ」がMMWに登場。大人ラグジュアリーの決定版をぜひご覧ください!!
MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol.77をみるには>>こちらをクリック
品番 | 1012.1TM |
カラー | Tabacco |
ムーブメント |
CYS 5102自動巻き |
機能 | 時、分、秒、日付 |
ケース | ステンレススティール 33.75 mm ×52 mm サファイアクリスタル 無反射コーティング 防水 5ATM シースルーケースバック(サファイアクリスタル) |
文字盤 | 中央部マザーオブパール、ギョーシェ模様エンボスアラビア数字、 アップライド CyS エンブレム |
ストラップ/バックル | ルイジアナ アリゲーター ステンレススティールフォルディングバックル CyS エンブレム 彫刻 |
Notes |
お問い合わせ先: 株式会社ムラキ 時計部 03-3273-0321 |
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