目面の整ったざっくりとしたピケ(鹿の子編み)を表現するために、何度も試編みを繰り返して、4/101番手コットンをさらに2本取りで度目を限界まで詰めて編立てることにたどり着きました。
編地組織に凹凸があるため、肌への接触面が少なく、清涼感のある軽やかな着心地が味わえます。このポロニットは、ゴルフ場への往来もおしゃれに、かつ、そのままプレーできるウエアとしてデザイン。型崩れしにくく、ラグジュアリーな風合いをキープすることが可能です。
【干場着用サイズ】
身長 177cm、体重 67kg、着用サイズ:48サイズ
ほかでは味わえない、エレガンスが溢れています
スタイリストの祐真朋樹さんがクリエイティブディレクターに就任して6シーズン目となる「LANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)」ですが、シーズンを重ねるごとにパワーアップしている印象を受けます。
今季のテーマは「エスプリ ヌーボー」。近代建築の三大巨匠のひとり、ル・コルビュジエが創刊した雑誌『L’ESPRIT NOUVEAU』(1920~1925年)にオマージュを捧げたものとなっていますが、そのなかから僕が個人的におすすめしたいアイテムを紹介したいと思います。
シアサッカーのローファージャケットとペダルプッシャーパンツ、アクティブウールのシャツブルゾンとペダルプッシャーパンツは、ともに同素材でできていて、セットアップで着られるタイプ。かたち自体は、過去にMINIMAL WARDROBEでも扱いがあり、とても評判が良かったアイテムです。カジュアルなんだけど、大人の雰囲気もあるし、足元には少し丸っこいボリュームの靴を合わせると良さそうですよね。こういうセットアップがあると、お洒落して出かけるのが楽しくなります。
アクティブウールTEEも人気の定番人気のシグネチャーモデル。先に紹介したシャツブルゾンとペダルプッシャーパンツとは同素材なので、一緒に着てみるのも面白いかもしれません。僕は昨年、黒とネイビー、グレーを3色買いしたんですが、サイズバランスが絶妙で、ほどよくゆったり着られるんですよ。ビッグTとはいかないまでも、時代の気分が感じられるシルエットです。シャツ風のガゼット仕様やラウンドした裾などのディテールにも祐真さんのこだわりが反映されていて、今年もリピートする予定です。
あと、今回のコレクションで目を引いたのが、カラーバリエーションが豊富なデーモンピケ ポロカラー S/S セーターでした。通常、MINIMAL WARDROBEではあまりカラフルなアイテムを取り扱わないのですが、ポロだったら着こなしやすいかなと思い、6色展開することに。こちらもほどよいゆったりシルエットで、フロントボタンは4つ。色使いもそうですが、こうしたディテールもヴィンテージ調の雰囲気を醸し出しています。
生地は、鹿の子編みなんですが、通常のものより目が大きくて、ざっくりとした肌触りなのが特徴。独特の品格ある表情なので、ゴルフ場の行き帰りに着られて、そのままプレーもできそうです。型くずれもしにくく、ラグジュアリーな風合いをキープできるのもうれしいポイント。ゴルフウェアとしても重宝しそうですが、僕の場合はワイドパンツに合わせて街着にしようと思っています。
Written by Yoshimasa Hoshiba
品番 | 148905 KN924 |
カラー | ネイビー(190) |
素材 | コットン 100% |
生産国 | 中国 |
Notes |
サイズ表記 | 48 | 50 | 52 |
肩幅 | 43 |
45 | 47 |
バスト | 101 | 107 |
113 |
着丈(BNP) | 63.5 |
65.5 | 67.5 |
袖丈 | 25 | 25.5 |
26 |
裄丈 | 46.5 |
48 |
49.5 |
(単位:cm)
※多少の誤差はご容赦ください。
サイズ表上:着丈(BNP): 後衿ぐり中央から裾までの長さ
詳しくはこちらをクリック
第266回目のMINIMAL WARDROBEチャンネル(@MINIMAL WARDROBE )は、LANVIN COLLECTIONで干場が本気で気になるアイテムをご紹介!!ブランドクリエイティブディレクターである祐真氏をお迎えし、今季のテーマや、皆様が気になる新作アイテムを徹底紹介!
MINIMAL WARDROBEチャンネル Vol.266はこちらから